「ぜんざい」は出雲〜2月には学会も設立

旬刊旅行新聞掲載記事「ぜんざい」の発祥地は出雲──。5月23日に来社した島根県出雲市の早川正樹出雲観光協会誘致開発マネージャーは語る。これは林羅山の江戸初期の文献「祇園物語」や「梅村載筆」などにも記されているという。

旧暦10月、出雲に全国から神々が集まり、出雲大社で「神在祭(かみありさい)」と呼ばれる神事が行われる。この祭に振る舞われるのが「神在(じんざい)餅」。出雲弁でなまって「ずんざい」になり、さらに「ぜんざい」となって京都に伝わったといわれている。

語呂合わせから、10月31日を日本記念日協会に「出雲ぜんざいの日」として登録し、今年2月には日本ぜんざい学会もできたという。

「まだ旗揚げしたばかりなので、これから具体的なことを考えていきたい」としながらも、来年は、ご当地B級グルメの王座を決める「B-1グランプリ」に出場したいと意欲的だ。

旬刊旅行新聞(’07 6/11)

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